血圧の正常値を知りたい

血圧の正常値は診察室と家庭で違う

毎日自宅で血圧を測定していて大体の数値はわかっているのに、久しぶりに診察に行った病院で測るといつもよりも高すぎる、という経験をした方もあるでしょう。これは「白衣高血圧」と言われています。
そもそも数値は一日の生活の中で大きく変化し、食事や運動、入浴や緊張感でも変化しています。家庭で測定する場合は、毎日同じ時間帯に同じ状況で測るように血圧測定器メーカーも推奨しています。それは環境や行動で血圧が大きく変化してしまうことがわかっているからです。家庭ではいつものことなのでリラックスして測定することができるのですが、病院では緊張してしまうことが原因で高い数値が出てしまうのです。そのため、通常の数値よりも高い、と慌てる必要はありません。家庭での測定の場合135/85mmHg以上、診察室での測定の場合140/90mmHg以上を高血圧と診断しています。変化が大きい人では、家庭と診察で30mmHgもの変動がある人もいます。

逆に家庭での測定値は高く、診察室での測定値が低いという「仮面高血圧」と呼ばれるものもあります。朝、目覚めるころに血圧が急上昇するものがあり、投薬による治療が必要となります。また、仕事や人間関係などのストレスがかかる場面で数値が上がるケースがあります。この場合、通常の高血圧と診断を受けている方より合併症を引き起こす危険性3倍になるというデータもあります。

どちらのケースも、毎日自宅で測定をし記録を取っておくことが重要です。自分の数値を把握しておき、何かいつもと違う点があるときなどに医師に記録を見せて相談するのが良いでしょう。日常の数値が分かれば診断にかかる時間や費用を抑えるだけでなく、適切な治療を受けることが可能になるでしょう。
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